「老害、老害言うな!あんたらももうじき老害やん」

人のことは老害って簡単に言うけど、実際その年齢が来ると自分自身は絶対に老害とは思わない。

1. 老害の定義とは

「老害」って言葉、実際のところ明確な定義があるわけではないんです。ただ、広く使われる意味としては、年齢を重ねているにも関わらず、過去の価値観に固執して新しいことについていけない人、または他人に対して批判的で否定的な態度を取る人に使われることが多い。
でも、実際には年齢だけでその人を「老害」って決めつけるのは難しいし、年齢を重ねても柔軟に考えたり、新しいものにチャレンジしている人だっているから、「老害」っていうラベルを安易に貼ること自体が問題だったりする。

2. 老害にも種類がある

確かに同じ還暦超えでも、先に進むという思考を捨てている人もいれば、逆に、「なんとか這い上がってやる」って言う人(俺)もいる。色んな種類の「老害」が存在しているはずです。
さらに、若い世代に気を使いすぎて逆に「老害」になってしまう現象、「ソフト老害」もあります。昭和生まれの人が自分の経験や過去の価値観を押しつけがちになるところに焦点を当て、若い世代がどうしても「気を使う」という状況が生まれる。これがジェネレーションギャップを強調しているんですね。

3. 過去に生きる老害、先を見る老害

還暦を過ぎても、気持ち次第でどんな風に人生を進んでいけるかは全然違います。
先に進もうとしている人もいれば、過去にしがみついてしまう人もいる。過去にしがみつくというよりは、過去の時点のままでいるほうが安心できるんかもしれません。変化を恐れたり、今の時代にうまく順応できなかったりすると、どうしても「昔のやり方」に頼ってしまうことがある。
ただ、それが安心感に繋がっているのであればそれも一つの選択ですが、そのままでいてると新しいチャンスを逃すことにもなるんです。

4. ジェネレーションギャップによる受け取り方の違い

60代、70代の還暦以上の人間が良かれと思ってアドバイスをしても、アドバイスされた年代によっては、ジェネレーションギャップにハマり込んで全く理解不能なこともあります。
また、40代とかだと、反感を買うこともあります。60代、70代の人が経験からアドバイスをしても、若い世代にはそれが通じないことが多い。逆に「昔はこうだった」「こうすべきだ」と言われると、反感を買うことがあるんです。
ジェネレーションギャップが生んだ価値観の違いが大きな壁になることが多いから、どうしても理解できない部分が出てくる。でも、これを上手く乗り越えられれば、年齢関係なくお互いに学び合えるんです。そのためには相手の立場や考え方を理解しようとする姿勢が大事だと思います。

5. ギャップを乗り越えるには

乗り越えるのは…「老害」、その人の性格次第かな。
頑固一徹な昭和の親父やったら話にならんし、所ジョージさんのような「やわらか頭」の人やったら周りも認めるし、うまくバランスを取れるはずです。
結局、どんなに年齢を重ねていても、その人の性格や考え方が大きなカギを握っているんです。頑固な昭和の親父みたいなタイプだと、話が進まないことが多いけど、柔軟な考えを持っている人なら、年齢に関係なく周りも認めてくれるんじゃないかな。

6. 世の中で認められる老害になるには

世の中で認められる「老害」になるには、気持ちを若く、周囲の物事に目を配れる人が必要だと思います。
気持ちが若く、柔軟な考えを持って周囲に気を配れる人は、年齢を重ねても「老害」とは言われず、むしろ尊敬される存在になる。周りに対して気配りができると、人間関係も円滑になるし、年齢に関係なく自分の価値を示すことができる。
そういった人は、年齢や経験にとらわれず、常に新しいことに挑戦しようとするから、若い世代とも上手くコミュニケーションを取れるし、社会の中で生き生きと過ごせるんじゃないかと思います。

7. 最後に(武田鉄矢氏の言葉)

武田鉄矢氏いわく、「いつも心の中で自覚しているのは、若さに対する尊敬。若いだけで素晴らしい、それを自覚している人が素晴らしい老人であって、老害を避けるためには絶対それだ。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました